中国電力の石炭火力から排出される石炭灰を用いた緑化基盤材「ライトサンド」の利用先が広がっている。緑化の材料や畜産のえさ場の地盤改良などに使われてきたが、最近では2月にオープンしたサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」(広島市)で採用された。同社は今後もライトサンドなどの販売を通じて石炭灰を有効活用する考えだ。
ライトサンドは、ボイラーの底で溶けて固まった石炭灰を粉砕し砂状に加工したもの。軽量で水はけが良いため、軟弱な地盤の盛り土や補強土木工事、緑化した屋上の地盤などに用いられている。
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