日本における日刊紙の始まりは1870(明治3)年に誕生した「横浜毎日新聞」とされる。その明治期、国内の新聞社などでは、仏マリノニ社が開発した輪転機を用いていた。そのような中、1906年に三田製作所(現東京機械製作所)の石川角蔵氏がマリノニ社製輪転機をモデルに、日本の利用実態に合わせた煽(あお)り式輪転機を開発。この輪転機は「石川式マリノニ型輪転機」と呼ばれた。
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