光ネットワークで配電線の電圧制御を高度化している※クリックで拡大します 九州電力送配電が、配電線電圧の監視制御を高度化させている。配電線自動制御システムの通信線を光ケーブルに変更し、電圧の状況を常時監視して遠隔制御する仕組みを構築した。再生可能エネルギーや蓄電池、ヒートポンプ給湯機などの拡大で負荷曲線が従来よりも複雑になる恐れがある中、電圧制御の精度を高めることで配電系統の安定性を高める。まずは福岡エリアで運用し、2027年度までに23の配電事業所区域に広げる。 配電系統では一般的に、配電用変電所でのタップ制御で電圧を上げ下げする。タップ制御のみだと難しい場合は、途中に電圧調整機器(SVR)を設置して負荷側の電圧を調整する。 >>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください