◆本格復旧、使命を誇りに
1月1日に発生した能登半島地震により、北陸電力エリアの広範囲で電力設備が被害を受け、最大4万戸の停電が発生した。北陸電力と北陸電力送配電は、同日中に富山市の本店に災害対策総本部を設置。北陸電力グループとして初の他社の応援受け入れを含めた震災対応となった。他電力からの応援も加えた、1日最大1400人体制で復旧作業に取り組み、発災から1カ月後の1月31日、立ち入り困難な場所や建物の被害が甚大で復旧が難しい場所を除き、停電解消を果たした。現在は、傾斜した電柱などの本格的な復旧を進めている。7月に北陸電力送配電石川支社に設置された「能登復興推進室」の箸本憲保室長に、復旧の現状や今後の課題、地域の復興への思いを聞いた。
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