◆今回の論点
小売り競争促進を目的とした内外無差別の卸取引が進むが、商品の定型化や短期的指向など課題も浮き彫りとなり、供給力・調整力などの確保策が必要になっている。「電源版マスタープラン」を策定することで国全体の供給力・調整力、燃料の必要量見通しを立て、必要な量を入札などの仕組みを通じて確保することが重要だ。その際には電源建設・燃料調達のリスクを低減する枠組みも要る。原子力についてはリスクの質が異なるため、別建ての枠組みを設けるべきだろう。
◆今回の登壇者/森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士市村 拓斗氏
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