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九電工・赤﨑選手が健闘の6位、日本勢入賞は2大会連続/パリ五輪男子マラソン

2024/08/10 Web面 

 パリ五輪の男子マラソン競技が10日行われ、九電工所属の赤﨑暁選手が2時間7分32秒のタイムで6位入賞を果たした。赤﨑選手は序盤から先頭集団に入ってレースを進め、中盤以降、2位集団の中で粘りの走りを見せて入賞を勝ち取った。
 五輪男子マラソンでの日本選手の入賞は、前回東京大会で6位に入った大迫傑選手に続き、2大会連続となる。
 赤﨑選手は、大迫選手、小山直城選手の日本2選手とともに序盤から先頭集団を走った。中盤以降はトップの選手を追う第2集団でペースを上げ、25キロメートル地点を全体トップで通過した。
 その後、2位集団の中で他国代表の3選手と熾烈な争いを展開。40キロメートル地点を5番手で通過し、自己ベストを1分29秒更新するタイムでゴールした。
 日本陸上競技連盟公式サイトによると、赤﨑選手はレース後、「超楽しかった。最高です」と笑顔を見せ、「自己ベストよりも入賞できたことが嬉しかった」と喜びを語った。自己ベスト更新についても「この起伏のあるコースで(2時間)7分台をというのは自分にとってすごく良かった」と話していた。
 パリ五輪では9日、陸上男子400メートルリレー決勝が行われ、大阪ガス所属の坂井隆一郎選手が加わる日本代表チームは、シーズンベストタイムの37秒78で5位に入った。
 スタートが得意な坂井選手は第1走者を務め、サニブラウン・ハキーム選手、桐生祥秀選手、上山紘輝選手とバトンをつないだ。第3走者までトップを維持していたが、最後の直線で抜かれた。優勝はカナダで、タイムは37秒50だった。
 同サイトによると、坂井選手はレース後、「本気でメダルを狙っていたし、行けるタイムだと思っていたので、(5位という結果は)本当に悔しい。メダルが取れなかったのは自分の弱さかなと思う」とコメントした。



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