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「優先給電ルール」見直しの方針/FIPの出力制御、当面回避

2024/08/08 1面 

優先給電ルールの新たな方向性
優先給電ルールの新たな方向性※クリックで拡大します
 経済産業省・資源エネルギー庁は7日の有識者会合で、需給バランスを一致させるために電源の出力制御の順番を定めた「優先給電ルール」を見直し、FIT(固定価格買取制度)からFIP(フィード・イン・プレミアム)へ移行を促す案を示した。早ければ2026年度から、再生可能エネルギー出力制御をFIT電源、FIP電源の順にするルールに改める考え。
 現行の優先給電ルールでは、発電量がエリアの需要量を上回る場合、まず火力発電の出力を抑制し、揚水発電のくみ上げ運転により需要を創出して、地域間連系線で他エリアに送電する。それでも需要量を上回る場合は、バイオマス発電の後に太陽光発電、風力発電の出力制御を行う。



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