セミサブ型浮体式基礎の水上接合工法を開発した(写真は位置調整の様子) 日立造船は5日、浮体式洋上風力向け基礎構造物の量産化技術を開発したと発表した。所定の水深まで沈めて半潜水状態となる「セミサブ型」の浮体について、水上接合による製造工法を確立した。同工法の採用により、製造工程を1割以上短縮。同社堺工場(堺市)での検証によると、年4基程度だった1工場当たりの製造能力を年20基程度に拡大することができるという。 日本では1万5千キロワット級の大型風車を搭載できる浮体式基礎を受け入れられる大型ドックが限られ、基礎部の製造能力が課題とされていた。 >>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください