関電不動産、名古屋・栄に発信拠点開設／分譲ブランド、浸透狙い

　関電不動産開発（大阪市、福本恵美社長）は、分譲ブランド「シエリア」の発信拠点を名古屋市中心部の栄に開設する。９月以降に販売を開始する物件のモデルルームや、オール電化の体感コーナーを整備。３１日から営業を開始する。東海圏でシエリアブランドを浸透させる狙いだ。
　開設する「シエリアサロン名古屋」で２日、福本社長が今後の戦略を説明。「中長期的に堅調な需要が見込める名古屋市を中心に事業を拡大したい」と述べた。
　不動産経済研究所の調査によれば、東海圏の新築分譲マンション供給戸数は年間約５千戸。

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