九州電力は29日、グループのAI(人工知能)活用に関する基本方針を策定したと発表した。同社グループのAIに対する基本姿勢や理念を示す。同様の方針を公表したのは旧一般電気事業者で初めて。
基本方針では、「公平性と人権の尊重」「安全性の追求」を掲げた。AIモデルの構成要素にあるバイアス(偏見)に注意し、出力結果を使用する際は人の判断を介在させることでAIを過度に信頼しないように対策を講じると明記した。AIシステムやサービスの検証可能性を確保し、ステークホルダーへ透明性を持った説明をできるようにするとも記した。
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