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蓄電所の高度運用、東急建設の施設で実証/関電、東芝ESSも参画

2024/07/30 4面 

東急建設の諏訪嘉彦副社長(中央)、関電の児玉副本部長(右)らが蓄電所本格運開のテープカットに参加した
 関西電力、東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)、東急建設の3社は29日、東急建設の相模原蓄電所(相模原市)で、蓄電池の寿命予測を行うアセットマネジメントサービスと、蓄電所を常時遠隔監視するスマート保守支援サービスの実証を開始したと発表した。関西電力がサービス提供し、東芝ESSが独自の劣化診断技術を用いた蓄電池の分析・評価を担う。関電が商用運転を始めた系統用蓄電池向けに両サービスを提供するのは国内で初めて。
 東急建設が運用する相模原蓄電所は同社相模原工場の敷地内に設置され、29日に営業運転を開始した。リチウムイオン電池を用い、定格出力は1999キロワット、定格容量は4064キロワット時。蓄電池とパワーコンディショナーはファーウェイ製。



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