東京商品取引所(東商取)が企業向けに開催している「電力先物スクール」が活況をみせている。先物取引の基礎から価格変動リスクのヘッジの仕組みまで東商取の担当者が解説するもので、取り組みを本格化させた2021年度以降、参加者数は累計で約千人に上る。電力先物に対する関心の高まりを背景に大手メーカーからの依頼も来ており、東商取では市場参加者の裾野の拡大につなげていきたい考えだ。
同スクールは東商取が電力先物市場を上場した直後の19年に始まった。21年度以降は営業部門が中心となって取り組みを本格化させており、オンラインを含めこれまでに約170回開いた。
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