佐賀県玄海町は5月、高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定に関する文献調査受け入れを決めた。同町の脇山伸太郎町長は17日までに電気新聞のインタビューに応じ、他自治体での調査実施に向けた「呼び水になってほしい」とあらためて訴えた。国に対しては、首長の決断を円滑にできるような仕組みの導入を提案。概要調査に対しては、文献調査が始まったばかりで「何とも言えない」と述べた。
◇ダブルスコアで
――文献調査受け入れの経緯は。
「4年ほど前から、町議会で文献調査を受け入れるようにとの質問を受けていて、請願が上がってくることは想定していた。町議会の採決後も受け入れるか迷ったが、採決で賛成6、反対3というダブルスコアだったことも考慮し、受け入れを決断した」
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