川内１号機、９月末にも４０年超運転入り／九州電力で初

2024/07/04 1面

原子炉容器からクレーンで燃料集合体を取り出す様子（６月２４日）

　九州電力川内原子力発電所１号機（ＰＷＲ、８９万キロワット）がきょう４日、営業運転開始から４０年を迎える。現在は第２８回定期検査を進めており、９月末にも九州電力の原子力プラントとして初めて「４０年超運転」に入る。運転期間が４０年超のプラントは関西電力の美浜３号機、高浜１号機、同２号機に次いで国内４例目。
　川内１号機は１９７７年１２月に原子炉設置許可を取得し、７９年１月に着工。８４年７月４日に営業運転を始めた。
　２０１１年３月１１日の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故以降、新規制基準の「合格」全国第１号となり、１５年８月１４日に並列して再稼働を果たした。

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