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電力設備点検現場に「MR」/東電HD、ゲーム会社と開発進行

2018/10/23  1面 

CEATEC JAPANに出展したポケット・クエリーズのデモ。点検ポイントに立つと自動で異常判断し自動作成した点検報告書を送信するなど将来イメージを体感できる
CEATEC JAPANに出展したポケット・クエリーズのデモ。点検ポイントに立つと自動で異常判断し自動作成した点検報告書を送信するなど将来イメージを体感できる
◆安全で簡単確実、多能化も
 東京電力ホールディングス(HD)は、電力設備の点検高度化を目的に、MR(複合現実)技術を現場に適用するための実証試験に取り組んでいる。同社経営技術戦略研究所とゲーム制作会社のポケット・クエリーズ(東京都渋谷区、佐々木宣彦社長)が技術開発を進めており、現実空間と重ねた仮想空間上で、危険区域の警告、作業手順書や図面などを表示し情報の操作も行える。現場の安全性向上や効率化のほか、今後想定される人材不足などへの対応も開発の狙いだ。
 両者は現在、東京電力パワーグリッド(PG)渋谷支社エリアにある変電所でMRを活用した点検高度化の検証を実施中だ。
 ヘッドマウントディスプレー(HMD)を装着すると、現実空間の充電部が仮想画面上で網がけされ、危険を可視化。接近しすぎると警告音が鳴る。マイクロソフト製HMD「ホロレンズ」のカメラ・センサー技術で現実空間を正確に把握し、危険箇所や点検ポイントを表示する仮想空間を重ねることで、タイミングよく手順をこなせる仕組み。見やすさなど、ハード面の改良にも並行で挑む。



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