2018年7月16日月曜日
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工事・保安

九州北部豪雨から1年、異例の短期間で復旧/九州電力・熊本幹線

2018/07/06  15面 

工期短縮を図り過去に例のない50万V基幹系統での新旧鉄塔間の移線作業も行った
工期短縮を図り過去に例のない50万V基幹系統での新旧鉄塔間の移線作業も行った
◆被害の拡大、懸命に防止/工事阻む条件、現場の知恵で乗り越え
 通常ではありえない工期と作業――。九州電力送配電カンパニー電力輸送本部送電グループの樋口博輝課長は、6月15日に運用開始した50万V熊本幹線47号鉄塔の建て替え工事の感想をこう漏らす。福岡県、大分県に大きな被害をもたらした2017年7月の九州北部豪雨から1年。九州電力は、電力供給に大きな役割を担う基幹送電線を守るため、豪雨発生直後から懸命の努力を続けていた。九州南北系統の分断を防ぎ、豪雨による設備被害とその影響を最小限にとどめた、その奮闘を知るものは少ない。
 ◇調査困難極め
 死者・行方不明者合わせて42人を出す未曽有の災害となった九州北部豪雨。昨年7月5日から6日にかけて福岡県朝倉市付近には、気象庁の解析で3時間約400ミリメートル、12時間約900ミリメートルという史上まれに見る量の雨が降り注いだ。朝倉地域は、九州エリアの南北を結ぶ基幹送電線・50万V熊本幹線のルートにあった。



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