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[旬景]戦後の開発、今に伝える/群馬の鉱山鉄道「太子駅」を復元

2018/06/26  1面 

群馬・中之条町にある太子駅で公開されている鉄鉱石を貨車に積むホッパーの基礎部(左)と古い貨車
群馬・中之条町にある太子駅で公開されている鉄鉱石を貨車に積むホッパーの基礎部(左)と古い貨車
 ぼろぼろになったコンクリートの構造体と、錆の目立つ貨車。産業遺産として復元され、今年春から公開されている群馬県中之条町の太子(おおし)駅での光景だ。
 構造体は、鉄鉱石を貨車に積むホッパーの基礎部=写真左。太子駅が1945(昭和20)年に開業した鉱山の専用線の始発駅だった名残だ。5月からは古い貨車=写真右=も展示されている。この貨車は、静岡県の大井川鉄道井川線で使用されていた。57(昭和32)年に完成した中部電力井川ダムなど、大井川での電源開発の礎だった井川線。53(昭和28)年製造の貨車も開発に貢献していたという。
 つくられてから半世紀以上の時を重ね、静岡と群馬の2地域の産業遺産が並んだ姿は、戦後復興やその後の成長を支えた電源や資源の開発事業を想起させる。



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