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非化石価値取引市場が初入札、約定量わずか/最低価格が壁に

2018/05/21  1面 

◆国民負担低減効果、ほぼなく
 日本卸電力取引所(JEPX)が開設した非化石価値取引市場の初入札が18日に行われ、低調な約定に終わった。FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)電源の非化石証書の売り入札量500億キロワット時超に対し、約定量は515万5738キロワット時で、約定率は0.01%だった。FIT賦課金に充てる約定収入は約670万円で、国民負担の低減効果はほぼなかった。経済産業省の審議会で決めた最低入札価格が、他の環境クレジットの取引価格より高いことなどから、費用対効果を勘案して応札を見送った事業者が多かったようだ。
 同市場は、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しないFIT電源の非化石価値を証書化し、電気の現物市場と分離して取引する。買い手は小売電気事業者だ。電気と証書を組み合わせて再生可能エネルギー比率を高めた料金メニューを顧客に提供したり、自社のCO2排出係数を下げたり、「2030年度に44%以上」が目標の非化石電源比率を高めるのに使える。



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