2018年5月25日金曜日
電気新聞
新聞購読案内 電気新聞デジタル

TOPニュース

[ワールドエナジー]中国/軽水炉新規着工が停滞、需要鈍化など背景に

2018/05/15  1面 

◆国産「華龍1号」の海外輸出加速か
 中国国内で軽水炉の新規着工が停滞している。最盛期の2009年~10年は年9~10基のペースだったが、それ以降は落ち込み、16年は2基、昨年はゼロだった。今年に着工するかも不透明だ。背景には電力需要の鈍化や海外から輸入した「第3世代炉」と呼ぶ最新炉の安全性確認に時間をかけたことがある。万が一の事故による河川の汚染を懸念し、内陸部での着工を凍結したことも一因だ。国内市場が減速する中、国産の第3世代炉「華龍1号」の海外輸出を強めるとの見方も原子力関係者から出ている。
 中国では38基・3679万キロワットの軽水炉が運転中で、建設中のものは20基・2080万キロワットある。安全性の向上へ改良を施した第3世代炉の導入にも熱心で、20基中12基を占める。米ウエスチングハウス(WH)製の「AP1000」と、フランス電力(EDF)と中国が共同で開発した「EPR」が年内にも世界で初めて運開する見込みで、華龍1号の初号機も20年の運開を目指す。



>>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください

同じカテゴリーの最新記事