2018年4月23日月曜日
電気新聞
新聞購読案内 電気新聞デジタル

TOPニュース

東電需給逼迫問題、ピーク火力脱落が要因/揚水発電可能量の急減響く

2018/03/20  1面 

◆エリア内融通も論点の可能性
 強い寒気や雪の影響で、1月下旬から2月にかけて厳しい需給状況に陥った東京電力パワーグリッド(PG)エリア。経済産業省などの事後検証を通じて、危機の実態が少しずつ明らかになってきた。首都圏で大雪が降り、需給逼迫の起点になった1月22日には、同エリアの揚水発電量が5千万キロワット時を超過。電力広域的運営推進機関(広域機関)が公表した発電可能量(推定値)8千万キロワット時弱の相当部分を1日で使い切っていたことが分かった。
 ◇電源Ⅰ’13回発動
 東電PGエリアでは1月22~26日、2月1~2日、2月22日に厳しい寒さなどで電力需要が急増した。東電PGは当該期間中、10年に1回程度の猛暑や厳冬に備えて確保している調整力「電源Ⅰ’(イチダッシュ)」を8日間で計13回発動。他エリアからの融通を7日間受け、安定供給を維持した。
 経産省や広域機関は、一連の経験を制度設計などに生かそうと、審議会の場で検証を進めている。詳細が判明するまでには一定の時間がかかりそうだが、この間に公表された数値から得られる教訓は少なくない。



>>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください

同じカテゴリーの最新記事