2018年1月20日土曜日
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[新年特集]電気事業連合会会長に聞く

2018/01/01  1面 

◆新時代の「公益」担う/不変の使命と変革両立
 ◇電気事業連合会会長 勝野哲氏
 本格的な競争時代を迎えた電力業界。新たな市場整備に向けて詳細設計などが進む中、電気事業連合会の勝野哲会長は「『電力の安定供給』と『変化への対応』の両立が重要」と強調する。今の時代の“公益”を念頭に、「競争時代でも安定供給を成し遂げることに誇りを持ち、それぞれが創意工夫を凝らし、新たな取り組みにチャレンジしてもらいたい」と呼び掛ける。(聞き手=山田 真)

 ◇原子力活用
 ――2017年を振り返ると。
 「ガスの小売り全面自由化も始まり、エネルギーの垣根を越えた新たな競争の時代に突入した。同時に、新たな市場整備に向けた具体的な検討が始まるなど、17年は電力・ガスシステム改革を実効あるものにするための基盤づくりが進んだ一年だった。昨夏からはエネルギー基本計画などの検討も始まった。エネルギー政策は国民生活や経済活動を支える国の根幹を成す政策で、バランスの取れたエネルギーミックスを進めることが重要だ。特に、原子力発電は3Eのバランスに優れた準国産エネルギーで、引き続き重要なベースロード電源として位置付け、活用していくことが不可欠だ」
 「原子力発電所はこれまでに5基が再稼働しており、安全を最優先に安定運転の実績を着実に積み重ねていくことが重要だと考えている。原子燃料サイクルでは日本原燃の再処理工場などで安全管理上の問題が発生したが、電力業界としてこれまでの知見や経験を生かし、必要な支援を引き続き行っていく。高レベル放射性廃棄物の最終処分については、昨年7月に国から科学的特性マップが公表された。電力業界としても、若年層をはじめ幅広い皆さまのご理解が得られるよう取り組んでいきたい」



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