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関西電力、高浜4号機の原子炉を起動/岩根社長「緊張感持ち作業進める」

2017/05/18  1面 

 関西電力は17日午後5時、高浜発電所4号機の原子炉を起動した。高浜4号機の起動は2016年2月以来、1年3カ月ぶり。MOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料を装荷し、プルサーマル発電を行う。午後6時20分の段階で作業は順調に進展。営業運転に移行すれば、新規制基準に適合した軽水炉として5基目の運転再開になる。

 高浜4号機の中央制御室では、午後5時に制御用制御棒を引き抜くレバー操作を開始し、原子炉を起動。制御用制御棒32本を8本・1グループで引き抜く操作を慎重に実施し、原子炉内は核分裂の連鎖反応が発生し始める状態になった。22日午後にも発電機を並列して送電再開となる見込み。

 関電の岩根茂樹社長は起動を受け、「当社と協力会社社員一人一人がいま一度、身を引き締め、原子力の安全確保に終わりはなく、さらなる安全性をたゆまず向上させていくとの強い意思と覚悟の下、安全最優先で緊張感を持って、慎重に作業を進めていく」とのコメントを発表した。

 高浜4号機は15年2月、原子力規制委員会による新規制基準適合性審査に合格。再稼働に向けて並列操作を行っていた16年2月にトラブルが発生し、自動停止に陥った。その後、大津地方裁判所で運転差し止め仮処分決定が下され、今年3月に大阪高等裁判所で決定が取り消されるまで運転できない状態になっていた。



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