2017年5月28日日曜日
電気新聞
新聞購読案内 電気新聞デジタル

TOPニュース

関西電力高浜3、4号機の運転認める/大阪高裁

2017/03/29  1面 

会見で「再発防止対策と原子力プラントの安全管理に万全を期す」と表明した岩根社長(28日、関電本店)

会見で「再発防止対策と原子力プラントの安全管理に万全を期す」と表明した岩根社長(28日、関電本店)

◆地裁仮処分を取り消し
 関西電力高浜発電所3、4号機の運転差し止め仮処分に対する抗告審で、大阪高等裁判所(山下郁夫裁判長)は28日、2基の運転を認める決定を下した。大津地方裁判所の仮処分決定は取り消され、関電が逆転勝訴。法律上は運転が可能な状態になった。東京電力福島第一原子力発電所事故後、運転差し止めを求める仮処分申請は各地で起こされ、地裁レベルでは判断が割れている。高裁による判断は、九州電力川内原子力発電所1、2号機の運転差し止め仮処分申し立てを退けた福岡高裁宮崎支部に次いで2例目で、いずれも原子炉の運転による差し迫った危険性は認められないとする決定となった。
 高浜3、4号機は原子力規制委員会による新規制基準適合性審査をクリアし、再稼働に必要な許認可を取得済み。3号機は2016年1月、4号機は同年2月にそれぞれ原子炉再起動に至った。しかし同年3月、大津地裁の山本善彦裁判長は新規制基準の合理性や地震想定に関する関電の説明が十分に尽くされていないなどとして、2基の運転を禁じる仮処分決定を出し、法的に稼働できない状況に至っていた。



>>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください

同じカテゴリーの最新記事