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東北電力、4月から送電工事に一斉休業日

2017/03/16  13面 

◇作業員数減少の抑制へ

 東北電力は来年度から、同社が発注する送電工事で一斉休業日を設け、施工会社の従業員が休みを取れる仕組みを導入する。毎月指定の土日や年間3回の3連休などを設け、現場作業者が計画的に休日を取りやすくする。これにより送電工事業界での離職を防ぎ、作業員数減少の抑制につなげていく考えだ。

 導入する仕組みは3点。1つは、毎月第2週の土・日曜を一斉休日に指定。2つ目は「送電三連休」と称し、1月の成人の日、7月の海の日、10月の体育の日を含む土・日・月曜を一斉休日にする。いずれも、指定した休日には原則的に送電部門の作業を行わないようにする。3つ目は、片側回線停止20日以上の長期停止作業を行った後、もう一方の回線を停止して作業するまでの間隔は3日以上空け、休日を取れるようにする。

 取り組みは今年4月から始める。東北電力は昨年11月に全支店へ取り組みについて周知した。

 送電工事業界では架線作業者などの離職や採用が困難になっていることから作業員数が減少している。

 送電線建設技術研究会の調査によると、21~25歳の若手の離職が続いていることに加え、36~40歳、41~45歳の働き盛りも退職や配置転換で現場を離れる傾向が目立ってきた。

 東北電力が要因分析のため施工会社にアンケートを取ったところ、「出張が多く計画的な休みが取れない」ことが要因の一つに上がった。

 これを受けて、施工会社での離職防止策として今回の取り組みを導入した。



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